他文化を取り入れていくブルガリ
20世紀の初め、宝飾品に魅せられた兄弟は、当時の宝飾界を支配していたアール・デコ、アール・ヌーヴォー、ロココといったフランスの宝飾様式を離れ、ギリシャ建築の手法(同じ形のモチーフを精巧かつ壮大に仕上げる手法)にヒントを得て、イタリアン・ルネッサンスや、ギリシャやローマの古典主義などを取り入れ、斬新なコレクションとして発表しました。
それは、モダン・ジュエリーにローマやギリシャ風のデザインであるアンティーク・コインを取り入れたコレクションや、宝石のように美しくコインに肖像が描かれたコレクションなどがあります。
このようなブルガリのコレクションから、由緒ある歴史を継承し、それを近代風なデザインにアレンジし蘇らせることを目的にしていることが見て取れます。